大阪市西成区天下茶屋東２丁目で、崖の上の建物が倒壊しました。
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●大阪市西成区天下茶屋東２丁目 崖付近の住宅が倒壊
https://twitter.com/nhk_news/status/1408269682025566210
崖近くの２階建て住宅倒壊 けが人なし 大阪 西成区 ２０２１年６月２５日
２５日朝、大阪・西成区で崖の近くに建っていた２階建ての住宅が倒壊しました。
人は住んでおらず、けが人はいないということで、警察が原因を調べています。２５日午前７時すぎ、西成区天下茶屋東の住宅街で、「道路に水が漏れている」と近くに住む人から警察に通報があり、そのあと、崖の近くに建っていた２階建ての住宅が倒壊しました。
この住宅には人は住んでおらず、けが人はいませんでした。
現場では時折、崖の一部が崩れていて、警察が付近の人たちに注意を呼びかけています。
警察によりますと、現場の近くで工事をしていたという情報があるということで、倒壊した原因を調べています。
現場は大阪メトロの天下茶屋駅から北東に１キロほど離れた住宅街です。※引用・参照 ２０２１年６月２５日 ＮＨＫ ＮＥＷＳ ＷＥＢ
●現地の地図
※大阪府大阪市西成区天下茶屋東２丁目
（大阪市立天下茶屋保育所の北東側）
（学校法人大谷学園（大谷高等学校・大谷中学校）の北西側））
●隣地工事との因果関係
西側隣地（崖の下）で建物を建設するための工事が行われていたそうです。（青矢印の部分）
https://twitter.com/hotel_mikado/status/1408296418012372998
●約１５年前の戸建分譲業者の【やらかし】を思い出しました。
本件のニュースを見て、約１５年前の戸建分譲業者の【やらかし】を思い出しました。
居住用のマンションの隣地で、某不動産業者によって、戸建分譲に伴う宅地造成が行われました。
（マンションと宅地造成を行った隣地との間は、崖になってます）
結論を言いますと、某不動産業者が造成工事を行った際に、崖を補強した壁が、二重壁になっていると予想し、改良工事したところ、二重壁になっておらず、
崖を直接支えていた壁まで破壊され、マンションの敷地の一部が倒壊したケースを思い出しました。
●本件のケースで言えば
西側隣地の工事と本件（大阪市西成区天下茶屋２丁目）の倒壊の因果関係は不明ですが、隣地との間に崖がある場合の工事は、
たとえ工事業者に落ち度が無くても、地中埋設物、地中の配管等のあらゆるリスクが想定されると思います。
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代表 村角壮士 （むらずみ まさし）
宅地建物取引士
『大阪府堺市出身。町のお医者さんのような、不動産総合クリニックを目指します』
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